親知らずとは
親知らずは17~22歳で生えてくる一番奥の歯(前から数えて8番目に位置する歯)です。
生えてくるものと、半分だけ生えるもの、完全に埋まっているものに分かれます。
親知らずは17~22歳で生えてくる一番奥の歯(前から数えて8番目に位置する歯)です。
生えてくるものと、半分だけ生えるもの、完全に埋まっているものに分かれます。
完全に埋まっているものや、ほんの少しだけ頭が出ているだけの親知らずは、そもそも親知らずがあることを知らない方もいらっしゃいます。(逆に親知らずと思っていた歯が実は大切な7番目の歯だったということもあります)
レントゲンを取ればあるなしはすぐにわかりますので、気になる方はご相談ください。
レントゲンはパノラマ撮影法と呼ばれる上下顎の骨前面を一枚で撮影可能なものが¥1,200程度(3割負担の場合)で撮影できます。
痛みがあるというよりは違和感があるかんじに近い方が多いようです。
『なんか親知らずが生えてきた気がする』とご来院される方がほとんどです。
気づかぬうちに生えていたという方も多いですので、20歳前後の方はお口の中の様子を注意して見ておくとよいかもしれません。
もちろん歯ぐきを突き破って生えてくるわけですから、痛みを伴う方もいらっしゃいます。この時は、痛くともしっかりと歯ブラシで清潔にし、抗生物質と痛み止めを3日程度服用すると症状は消えてくるでしょう。
生えてきている歯を抜く必要は基本的にはないでしょう。
抜くとしても半分以上出てきてから抜いてあげたほうが身体にとっても負担は少ないでしょう。綺麗に生えてきたら抜く必要がないこともあるので完全に生えてきてから状況に応じて抜くかどうか判定することをお勧めいたします。
親知らずがななめに生えてきて、手前の歯を押して前歯の歯並びに影響することがあります。(諸説あり)
そもそも、斜めに親知らずが生えてきてしまうと歯ブラシが当てにくいことから虫歯や歯周病のリスクがあり、かつ歯並びに影響するのであれば抜歯することが適切な可能性が高いでしょう。
矯正の際の親知らず抜歯の意味 |
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矯正治療を行う際歯を前後に移動させて歯並びを整えていきますが、親知らずがあることで引っかかってうまく移動しないことがあります。そういったときには親知らずは矯正治療の前に抜歯しておいたほうが良いでしょう。 (抜歯しなくても矯正治療可能な場合も多々ありますのでまずは『無料カウンセリング』をおすすめいたします) |
親知らずはお口の一番奥に位置するため歯ブラシが届きにくく、清掃不足になることが多いです。
とくに斜めに生えている親知らずや、あることに気づいていない親知らずはその傾向が強いため、歯垢・歯石が付きばい菌の温床となってしまいます。
そのばい菌は、歯の表面に付着すると虫歯になり、歯肉の資格に着くと歯周病(智歯周囲炎)となります。
親知らずの治療は大変です。お口の奥の奥に位置するため、治療中は大きくお口を開ける必要があり、器具も届きにくいので治療中の不快感も強いです。
一般的には虫歯も歯周病も軽度であれば、つめたり、クリーニングをすることで治癒しますが、中等度以上になると虫歯と歯周病の高リスクのものと判定し抜歯を勧めることも多いのでそうなる前のセルフメインテナンスが必須となるでしょう。
定期健診で親知らずの状態を定期的に確認確認していくことをおすすめ致します。
程度は様々です。なんとなく違和感がある~顔がぱんぱんに腫れるまであります。だんだん腫れてきている場合は、腫れが大きくなることが多いので早めに受診してください。
身体の免役能の下がった時期に症状を伴ってきます。(ストレス・かぜ・栄養不足・不摂生など)
定期的に少し腫れる場合もくせものです。期間が長いほど、強い症状が出ない代わりに歯周病と同じように歯の周りの骨を溶かしていってしまうので症状と反比例して重症化することが多いです。
また、腫れと痛みが強い場合、その場で抜歯することはできないため(ばい菌による感染のため抜歯の刺激で腫れが重症化することがあるため)まず薬を飲んで晴れを抑えますが、症状の軽快には3日程度時間がかかり、その後ようやく抜歯ができる状態となるため、痛みの少ないうちに、もしくは痛みのないときの抜歯をお勧めいたします。
まずは親知らずが虫歯で歯が痛いのか、歯周病で歯ぐき痛いのかを見極める必要があります。
親知らずは一般的には症状が出た場合には病気のリスクの高い歯であると判断して抜歯を推奨することが多いので(生えている位置による)、定期健診でメインテナンスしていきましょう。
クリーニングを行うことでお口の中のばい菌の絶対数が減るので親知らずが痛くなるリスクは格段に減るでしょう。
まずはお近くの歯医者さんで抜歯を検討している歯の状態を確認していただくとよいと思います。抜歯が容易な生え方であればその場で抜歯も可能かもしれません。
個人的には、親知らずを午前中に抜くことをオススメしております。
理由は、「抜歯後7~8時間たっても出血が止まらない」「痛みがつよいので強い痛み止めがほしい」など、お困りの時に同日に再度来院していただき、手段が打てるからです。
お困りの際はいつでもご連絡ください。他院での抜歯後の異常にもご対応いたします。
また会社が休みの日、もしくは次の日が休みの日に抜歯を行うのもよいでしょう。やはり抜歯後の痛みは当日~2日ほどがピークですので休日に抜歯ができるとその後の幼児に支障をきたしにくいのではないでしょうか。
一番大切なのは体調の良好な時に抜歯を行うのが一番大事でしょう。
体調不良の時は免疫能も低下しているため、治りが悪かったり、血が止まりにくかったりと抜歯するうえで不利になるでしょう。
あとはご自身のスケジュールです。
次の日に大切な仕事とや用事がある場合は、抜歯後2-3日は痛みがあることもあるので避けたほうが無難でしょう。
休みの日や連休、忙しくない日をお勧めいたします。午前中に抜歯を行うと麻酔が切れた後に異常が出た場合、夜に再来院が可能ですのでおすすめです。
当院は夜22時までご対応させていただきます。
親知らずの抜歯のご相談は当院まで |
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基本的には当院ではすべての親知らずの抜歯に対応させていただきます。 歯を砕いて抜いていかないとならない場合(難易度の高い抜歯の場合)は専門の口腔外科のある病院に紹介状を書いてもらうと抜歯を専門としている機関で抜くと良いでしょう。四ツ橋駅の近くには沢山の大きい病院がありますので、各機関にご紹介も可能です。 |
難易度 | 易 |
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時間 | 約10~30分 |
費用 | 約¥1,500~¥3,000 (保険適用・3割負担の場合・レントゲン別) |
※歯根の本数によって治療時間が変わります まずはカウンセリングをうけてください。
難易度 | 中~難 |
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時間 | 約30~45分 |
費用 | 約3,000円 (保険適用・3割負担の場合・レントゲン別) |
※埋まっている骨のかぶさっている量により治療時間が異なります。まずはカウンセリングをうけてください。場合によっては専門の口腔外科で抜きに行ってもらう場合もあります。
難易度 | 難 |
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時間 | 約30~90分 |
費用 | 約3,000~5,000円 (保険適用・3割負担の場合・レントゲン別) |
通常上顎の骨は非常に柔らかいため、抜歯も容易で痛みや腫れもあまりないことが多いです。
しっかりと処方された抗生物質を飲むことで抜歯後の痛みも抑えることが可能です。
万が一抜歯後腫れた場合は一度後日歯医者さんに見てもらったほうが良いでしょう。
下顎は硬い骨のため、それに埋まっている親知らずを抜歯した後は脹れ・痛みが2~3日程度続くことが多いです。しっかりと処方された痛み止め、抗生物質を飲むことをおススメ致します。(深い場合は1週間程度続くこともあります)
抜歯の次の日の消毒の日の具合で、今後腫れがいつ止まるのか予想することが可能ですので、必ず消毒にご来院ください。
急激にみるみる腫れてくる場合は注意が必要です。
急性炎症が起きているので、すぐに歯医者さんに連絡必要があるでしょう。
とくに呼吸が苦しくなるように首のほうに腫れてくる場合は(気道閉塞)歯医者さんへの連絡の前に救急車に連絡したほうが、対処が早いこともあります。
ご不安な場合はすぐご連絡ください。
※ 下記料金は保険診療3割負担の場合の金額になります。
難易度 易 | 1,500~ 2,300円 |
難易度 中 | 2,300~ 5,000円 |
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難易度 難 | 5,000円 | レントゲン代(必須) | 1,500~ 2,000円 |
お口の一番奥に位置するので、歯ブラシが非常に届きにくい部位です。歯磨きが甘く、歯垢歯石などのばい菌が堆積してくるとお痛みや腫れが出てきます。しっかりと歯磨きを意識して行うことが大切です。
特に体調の悪く免疫能が低下しているときに(ストレス・体調不良・季節の変わり目など)に症状が出てくることが多いです。
個人個人の顎の骨の大きさに影響されます。顎の骨の大きい人は綺麗に萌出し、顎の骨の小さい人は埋まったり、中途半端な位置に生えたりします。
とくに若い方は年々顎が細くなってきており、それに比例して親知らずが埋まっている人が多くなっている傾向があるようです。たとえば欧米人では顎の骨が大きいので親知らずはほとんどの人が綺麗な位置に萌出されます。
歯は一度抜歯すると、同じ歯が再び新しく生えてくることはありません。親知らずは一度抜歯したらそのままで大丈夫です。
まれに親知らずの前の歯を何らかの原因で抜歯した人が、数年後その歯に引っかかって埋まっていた親知らずが同じ場所に生えてきている人をみることもありますが、非常に稀なことでしょう。
親しらずも他の歯と同じく、虫歯になれば虫歯の治療を、歯周病になれば歯の周りを綺麗にし薬を飲むことで治療は可能です。しかし、どうしても生えている場所がお口の奥のほうなので治療しても再発してしまうことが多いです。
虫歯や歯周病が初期の段階でお口の環境も整っている方は治療後ブラッシングを丁寧にするようご説明をし、治すことも十分あります。ただし同じ個所に同じ時病気が発現してしまった場合は抜歯を推奨いたします。中等度以上の虫歯や歯周病になっている場合は、他の歯に悪影響を及ぼすリスクが非常に高いので抜歯を推奨致します。
親知らずを抜歯した後に一番気になることの一つは間違いなく『痛みと腫れがどれくらいでるか』でしょう。抜歯した後の傷口はご自身の身体の免疫反応によって傷口が修復、治癒していきます。
免疫能力はその時のご自身の体調によって大きく変わるので、抜歯前の体調と整えるため、食事睡眠休息を2~3日前から意識すると良いでしょう。抜歯当日は食事を軽く取り、体調が良好か確認できていたら歯医者さんに抜歯をしに行きましょう。腫れが大きい場合は当日に歯を抜かずに、お薬で腫れを抑え、薬の効く3~7日後に抜歯を勧める場合もございます。
親知らずの頭が外に出ている具合で変わります。
親知らずの頭が70%以上出ている場合は10~30分程度で抜歯が終わるでしょう。親しらずの頭が10~30%異常出ている場合は、30~60分程度の時間が必要でしょう。親知らずの頭が全く出ていない場合は、60~90分程度の抜歯の時間が必要でしょう。深く埋まっている場合は専門の口腔外科へ紹介することもあります。
基本的にはありません。麻酔などの緊張で途中で体調不良になった場合は後日、体調の良いときに改めて施術を場合があります。
親知らずは歯にへーベルと呼ばれる機械をひっかけて少しずつ力を加えて抜歯します。
虫歯で歯の頭が崩れている場合、器具をひっかけるところがない場合は、工作をしながら抜歯を進めていくので、できれば歯の原型があるうちにばっしすることをおススメ致します。しかし、抜歯自体は可能なのでご安心ください。
諸説あります。親知らずが頬を押しているような生え方をしている場合はすっきりすることもあります
抜いた後の親知らずの周りの骨は退縮するのでそういう意味で小顔になることはありますが、人がわかるほどの効果はないかもしれません。あくまで抜いた後の結果として、小顔になるかどうかということをご理解ください。しかし、口臭は少なくなるでしょう☆
四ツ橋の歯医者 あい歯科四ツ橋院
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